
4月24日(金)~25日(土)の二日間、自由民主党東京都支部連合会青年部・青年局による合同視察研修会で長野県長野市~小布施町へ行ってまいりました。
■4月24日(金)
THE FUJIYA GOHONJIN視察(昼食・文化財視察)
~ 善光寺視察(観光産業視察)
~ 長野市役所訪問(長野五輪概要説明)
~ エムウェーブ視察(スピードスケート会場)
~ スパイラル視察(ボブスレー・リュージュ会場)
昼食に立ち寄った善光寺前のレストラン「THE FUJIYA GOHONJIN」は建物自体が国の登録有形文化財などに指定されているもので、レストランとして営業しながら触れられる文化財として形を残しており、文化財の保存と活用に目を見張りました。
午後は長野市役所を訪問し、長野冬季五輪の跡地利用についての説明を受けました。続いて向かった「エムウェーブ」はスピードスケート会場だったもので、現在はスケートだけではなく、各種イベントやコンサート会場など幅広く利用されているそうです。
次の「スパイラル」はボブスレー・リュージュ会場だったものでしたが、こちらは「エムウェーブ」とは違い、未だに活用方法が見つからないでいるそうです。
夢や希望を創り出すオリンピックのために、多くの投資をしても、その後の活用・維持については一筋縄ではいかない現実を目の当たりにしました。
■4月25日(土)
小布施堂(セーラ・マリ・カミング女史講演)
~ 「蔵部」視察(町おこし視察)
~ 小布施堂界隈視察(町おこし視察)
視察2日目は小布施堂にて「町おこしで元気な日本をつくる」をテーマにセーラ・マリ・カミング女史に講演をいただきました。セーラ女史は長野五輪に憧れて長野の企業へ就職し、その後小布施堂(枡一市村酒造)に入社、枡一市村酒造の再構築等を経て、2001年より「小布施ッション」文化サロンをスタートさせた人物です。女史は長野らしさ、小布施らしさの追求することにより、伝統を重んじながらオリジナリティーの大切さと新たな魅力発信をすることができたと話し、信念を持ちあきらめない強い想いとその姿勢に心を打ちました。
枡一市村酒造のある小布施界隈には昼食に立ち寄ったレストラン「蔵部」を初めとして様々な会館や、文化施設、宿泊施設などがひとつの区画に集中して、それらが互いに引き立てながら訪れる人の心を魅了してるようでした。こういったどことなく懐かしい風景の中に居ながら、町おこしの成功例と、今も発展し続ける小布施の姿に感銘を受けました。